元彼との復縁体験談~私が復縁に成功できたワケ~

第1話:恋するピンク色の毎日がだんだん濁っていく・・・

大学1年生の春。私は毎日がものすごくハッピーだった。志望していた大学に入れたというのもあるけれど、1番の理由はやっぱり素敵な彼氏ができたからだった。

そのカレは私のタイプ顔で、長身、オシャレと外見は3拍子そろったイケメンだった。しかも私たちの学科は女子の数が8割を占めていたので、カレはクラスの中の人気者ポジションだった。

当然カレの事を狙っている女子はたくさんいるだろうなという感じ。そんな競争率の高い中に自分から飛び込む勇気は全くなかったが、密かに「かっこいいな、仲良くなりたいな・・・」と思いを寄せていた。

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そんな片思い1歩手前みたいな状態の私に何故かカレがよく話かけてくれるようになって、お昼休みは一緒にご飯を食べたりするようになり、電話が用もないのに掛かってくるようになり、2人で遊ぶ事が多くなり、カレの方から告白してくれて付き合い始めるという、大学が始まって1ヶ月しか経っていないのに、本当にトントン拍子でカップルになった。

私は、今までそんなにモテた経験もなかったから、思っても見なかった展開に信じられないという気持ちがありながらも、明らかに毎日テンションが高かった。

そんなこんなで付き合い始めた私たちは、大学でも大学が終わった後でも常にずっと一緒に過ごしていた。隣に座って講義を受けて、一緒にお昼を食べて、大学の後は自転車で30分くらいのショッピングモールに行って、買い物したり、映画をみたり・・・。本当にカップルらしいことを全部一緒にやっていた。

そんな経験が今までなかった私は「彼氏がいる人生って幸せだな~」と心から感じていて、友達よりも何よりもそのカレの事が第一優先だった。

カレもほとんどの時間を私と一緒に過ごしていたし「好きだよ」「ずっと一緒にいようね」など愛情表現をいつもしてくれていたから、付き合っていて不安になることはんまりなかった。

そんな幸せピンク色な毎日を過ごして6ヶ月目くらい、ちょっとずつすれ違いがでてくるようになった。

カレはいつも一緒に行っていたショッピングモールに入っているレストランでアルバイトを始めた。最初のうちは、友達とそのレストランに行ってカレのバイトしてるところを見てまたキュンキュンしたりと、楽しんでいた。

だけど、カレがあまりにたくさんバイトに入っていて、会える時間が極端に少なくなり私はなんだかとても寂しくなってしまった。たまにその寂しさをカレにぶつけてしまったりして、喧嘩に発展することもあった。

そんなことが度々あったけれど、それでもすぐに仲直りしていたし、うまく行っていると私は思っていた。

私たちは1人暮らししていたアパートが近かったので、カレがバイトを始めてからは、私は夕ご飯を作ってカレが帰ってきたら一緒に食べたり、ちょっと早くあがる日はショッピングセンターで待ち合わせて映画をみたり・・・なんていう形で一緒に会う時間を作っていた。

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しかし、それさえも「今日ラストまで入るから」と断られることが多くなってきた・・・。今までは毎日、はぼ週7で会っていたのが、今では週に1回会えるかどうかというところまで頻度が落ちてきた。「ちょっと寂しいけど仕方ない。カレも頑張ってバイトしてるんだから」と自分に言い聞かせていたけれど、やっぱり前みたいにもっと会いたかった。

しかもたまに会える時間でさえ、カレはバイトの愚痴ばっかりで、内心「そんなに嫌なら今すぐやめちゃえばいいのに」といつも思っていた。だけど、なんとなくそれを言ったらおしまいな気がしていたから、うんざりしながらも一応は聞いていた。

そんなとき、私にとって本当に許しがたい出来事が起こった。あんなに時間がないから、バイトで疲れているからと言って私と会わなかったのにカレはパチンコに行き始めて、しかも他の女の子もいる飲み会に結構な頻度で参加するようになった。

バイトしたお金をパチンコで大負けして使い果たして、私がいるのに、違う女の子がいる飲み会に積極的に参加するカレの気持ちが全くもって分からなかった。

何か自分の欲しい物でも買うならまだしも、パチンコで全部使い果たすならそもそもバイトなんてする意味あるのかな?バイトしなければもっと会えるし、パチンコなんていう悪い習慣に手を付けずに済むのに。私にはどうしてもカレのやっている事がよく分からず、だんだんと、「カレを更正させなきゃ!」と勝手な義務感が沸き上がってきた。

それこそパチンコに行く気配を感じ取ったら止めようとしたし、飲み会に行く時は誰とどこでなど、細かく問いつめるようになっていき、カレはそれを明らかにうっとうしがっていた。このころになるとすれ違いどころじゃなく、会えば喧嘩というような関係になっていた。

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