第8話:私が使った復縁作戦2〜カレの相談相手になって会うチャンスを増やす
前回の続きです。
>>第7話:私が使った復縁作戦1〜彼を嫉妬させる方法
「2回目にカレと会う約束ができた!」心の中では本当にやった!って感じで喜んでいた。
というのも今回はしっかりとカレからの手応えを感じられたから。そんな感じで浮かれた気持ちを抑えつつカレの言ってた話したい事ってなんだろうって思いながら会いに行った・・・。
会ってみて、なんとなく前回と雰囲気が違うなっていうのは分かった。なんだろうって思ったんだけど、多分少しカレが緊張してたんだと思う。前回の余裕な雰囲気を考えると大進歩だ。
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だから、しばらくして私の方から「聞いてほしいって言ってた事ってなに?」って単刀直入に聞いてみた。だらだらと他の話に流れてしまったらせっかくのチャンスと緊張感がもったいないから。
そうすると、「大した事じゃないんだけど、最近彼女とあんまり上手くいってないっていうか、うざいなって思っちゃう事が多いんだよね・・・。」と打ち明けてきたのだ。
心のなかでよっしゃ!って喜んでました。
でも、あくまで聞き役に徹して「なんでそう思うのか?どういうところがウザいの?」と聞いてみる。
すると、束縛が激しい事、その割には自分も他の男と遊んだりする事、自分のする事に対していちいち口うるさく注意してくる事などなどをどんどん打ち明けて来た。きっと1度前に心を許した相手だから、なんでも言いやすかったんだと思う。
私が「うんうん」「そうなんだ」と相づちを打ちながら聞いているとカレはますます色々と細かいことや、彼女の愚痴をこぼし始めた。カレが言う事を否定しないで、共感して上げるようにしながらずっと話をきいてあげてた。
「うんうん」「大変だね」と聞きながらも、頭のなかでは「きっと私と上手く行っていないときは今の彼女にこんな風に相談や愚痴をこぼしていたりしたんだろうな〜」と冷静に思っていた。
気づいたら、今の彼女と私の立場が逆転していた。
きっとカレが私の事を愚痴っている時、今の彼女は私が今まさにしているみたいに「うんうん」「そうなんだ」「大変だね」「それはちょっとむかつくね」とカレの話を聞いてあげていたんだろうな。で、その時私は会えなくて家でイライラしていたんだな・・・。っていうことは今の彼女も今カレと一緒じゃなくてイライラしてるのかもしれない。
そう思うと「ちょっと悪いな」って気持ちになったけど、されていた事だと思うと罪悪感は一気に吹き飛んでしまった。
だから、これからは彼女が前にしていたのを見習ってカレの相談相手、話を聞いてあげる人として側にいて会う機会をどんどん増やして行こうと思った。だって、それが一番効果的だっていうことを実際経験していたから分かる。
今のカレは彼女に対して少なからずストレスを感じている状態だから私がその話を聞いてあげて、共感してあげれば勝手にカレの中で私の存在が普段の何倍にも増して良く見えるはず。
はけ口かもしれないけど、カレの中でストレスを発散できる癒しのポジションをゲットしたってこと。だから私は、このポジションを地道に続けて行った。
その時に気をつけた事は一緒になって彼女の悪口を言わない事と、真剣になって考えてアドヴァイスをしたりしないこと。その理由は一緒になって彼女の悪口を言うと、私の印象が悪くなってしまうから。男性は女子が友達の悪口を行っているのを聞くとどん引きするから。
アドヴァイスしないっていうのは、カレは私にアドヴァイスを求めて話をしているわけじゃないから。ただただ話を聞いてほしくて、癒しが欲しくて話してくれているから、私からアドヴァイスなんてしたらカレにとっては余計なお世話でしかないから。まさに復縁相談の助言通りになった。
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だからその2点だけ気をつけて彼の相談相手、癒しのポジションを地道に続けて会う機会を増やして行った。
最初の方は1週間に1回とかだったけど、癒しキャラのスタンスを貫いていたら誘われる回数も増えて来て多いときは週に3回くらい。学校ではいままでほとんど話してなかったけど、外で会って話す機会が増えたからぎこちなさが減ってカレの方から学校の中でも声をかけてくれることが多くなった。
あとは、いままでほぼメールしかしていなかったけれどときたま電話も掛かってくるようになった。多分この頃にはカレの気持ちはかなり私の方に傾いていたと思う。
だけど、状況的にまだ別れ話をするというところまではいっていなかったみたいだからそれも焦れったかったけれど、変なプレッシャーを与えてしまうとやっぱりアイツはダメだと過去の別れた理由を思い出させてしまうので、地道に気長にコミュニケーションを増やして行った。
その際にカレが言っていた彼女の嫌なとことやウザいなって思った出来事などは、ちゃんとチェックして自分の反省点として覚えておくようにもした。
面白いなって思ったことはカレが言う今の彼女に対する不満って、私たちが付き合っていた頃カレが私に感じていただろう不満とほとんど同じだということだった。
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